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| -24歳で税理士資格取得して、20年近くのキャリアを持ってらっしゃる中で、今までのキャリアを簡単に紹介いただけますか? |
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| 西村:大学を出て、その年から資産税専門の会計事務所に就職しました。ですので、就職から現在に至るまで、ほぼ資産税専門にずっとやってきたというところですかね。 |
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| -事務所は何ヶ所ほど? |
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| 西村:4ヶ所ほど。独立する前もいわゆる財産系のコンサルティング会社にいたので、そこから独立したような形ですね。 |
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| -資産税って簡単に言うとどのようなものですか? |
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西村:一番わかり易いのだと相続税がわかりやすいかと思いますね。お亡くなりになったときにその方に課税される税金ということですので。あとは資産を売却する際に、その売却に伴って、会社であれば法人税、個人であれば所得税が課税されるわけですが、通常のいわゆる普段の業務から出てくる利益とはまた別の計算の仕方がいろいろありますので、そういったところの有利な方法を選択したり、というところですね。 |
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| -そうすると資産税をどう処理していくかというところが会社の経営という部分に深い位置で関わってくるものになる、ということですね。 |
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| 西村:そうですね。結局会社の場合だと、代を次の代に譲るというのが、事業承継と専門用語だと言うのですが、会社をどう次の代に引き継いでいくかという、普段はあまり考えないことですよね。その場になってみないとみなさん考えないことを事前に考えていただくことが如何に大切なのか、というところをいつもお話させていただいてますね。 |
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| -その、いつもお話されている内容を簡単に教えていただけますか? |
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| 西村:例えば個人であれば、この前も財産をどう分割したらよいか、というところをお母様がご相談に来られたケースがありました。お父様が財産を全てお母様に相続させるという遺言を残していたのですが、娘から、そんな分け方は認めない、私にも取り分があるんだから私の取り分を裁判所を通じて請求します、と実のお母様に言ってきたとのことで。お母様も泣きながら、実の娘にそんなこと言われて情けない、ということで。本当に泣きながらご相談されたりとか。また、会社であれば、自社株の評価が相続税法上、非常に高く評価されてしまう。 |
| 上場株式であれば市場に流通しておりますから、売却して、資金を手当てするということが可能なのですが、上場していない会社の場合というのは、処分するにも基本的には買い取ってくれるところはないわけなので、そういったところに課税されてしまったのをどう納税していくのか。ですから株の評価を下げたりですとか、事前にどうバランスを取って分割していくのかであるとか、トラブルが起きないように事前に調整を図り、トラブルが起きてしまったとしたらそれをどう解決していくのか、という部分ですね、難しいのは。 |
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| -資産税を専門でやっていこうとなったきっかけとしてはどのようなものがありますか? |
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| 西村:きっかけですか。そうですね。うちの身内でも実は相続の問題を直面して見てきていて、兄弟で揉めてしまうというのが如何に悲しくて馬鹿げていて、非常に残念なことであるというのをつくづく感じて。ですので、税金がどうの、というのよりも、皆さんが仲良く生活していくために財産というものがどうあるべきか、というのを考えさせられた、というのがきっかけですかね。 |
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| -なるほど。そういった経験が「愛ある相続」の根本にあるというわけですね。その「愛ある相続」をより強く思った出来事などありますか? |
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| 西村:そうですね。ちょうど私が、時代背景的にもバブルの最後の頃に就職して、その後一気に土地の価格が下がって、という時代でしたので、まさに節税が最重要課題としてあった時代なんですね。ただ、それから節税の視点が業界的にも世の中的にも注目されていながら、実際にバブルが崩壊して、相続が発生している案件に直面してみると、もちろん税額が下がっているという効果にはみなさん喜んでいるのですが、下がったからといって、話し合いがつかなければ結局は何の意味もないですし、極端な話、自分が1000万税金で損してもこいつには財産譲りたくないとか、そういった案件が出てくるんですね。 |
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| ですから、如何に財産をしっかり分けられるような視点をもつことが重要なのかということよりも、日々の業務の中で、人としてしっかり向き合いながら、お客様それぞれの気持ちを受け止めて話をまとめていくということが如何に難しくて、人間性を問われてくるところなんだな、と。それがすごく大切なんだと感じてますね。 |
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| -そういった意識を常に保つために心掛けていることって何かありますか? |
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| 西村:そうですね。毎週、週に3組か4組くらい、新しいお客様と出会っているんですけど、やはりみなさん思いつめたお気持ちで来られて、泣きながらお話をされるというケースがすごく多いんですね。ですから、人として、素直にお客様の気持ちを聞けるような、そういう姿勢は大事にしています。 |
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| -御社の他の事務所に無い強みというのはどの辺りになるのでしょうか? |
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| 西村:シミュレーションになりますね。例えば実際にあったケースなのですが、製造業を営んでいた会社で、社長が脳梗塞で倒れてしまい、事業の存続をどうするか、ということで奥様がご相談にいらっしゃったのですが、それも付き合っている税理士に事業を止めた方がいいと、会社の処分を薦められたらしいのです。ただ、奥様は会社をなんとか残せないか、と悩んでらっしゃったのですが、話をお聞きしましたら、その税理士さんはなんの根拠もなく、ただ止めた方がいい、と。残念なことなのですが、数字を扱う業種であるにも関わらず、なんとなく止めた方がいいとかなんとなくこの仕事はいいんじゃないかとか、感覚で答えるケースが非常に多いのです。私どもは例えば実際の支払がこのくらいあって、売上がこれくらい落ちてしまうだろう、取引先が続いていくのか、万が一社長が亡くなった場合には相続税の問題がどう関わってきて、どれだけ負担がかかって、と、数字的な根拠、具体的な根拠を出していって、そのうえで会社を運営していけるのか、という検証をしていってアドバイスを差し上げています。 |
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その辺りができている事務所というのは残念ながらまだ拝見したことはありませんね。また、将来的なところまで見て判断するのも重視しています。10年後20年後のところまで見ずに、その場しのぎで相続を数字のみで判断するところも多いです。短期的な部分で見るのではなく、人間関係はもちろんですが、二次相続の部分まで考えてのご提案をしています。あとは、資産税の部分はもちろんですが、BAMCグループ内で経営コンサルまで入っていけたりと、グループで多角的に会社を見ていき、ご提案できるのも強みだと思います。 |
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